他でPMS・月経前症候群が良くならない理由
PMSの改善のためには有酸素運動を主体とした適度な運動、節酒、禁煙、カウンセリング、生活習慣改善のための指導、薬物療法などが選択されます。有酸素運動は自律神経を整えるために有効であるということが科学的にも証明されています。また、薬物療法に関しても有効とされていますが、避妊薬や抗うつ薬が使用されるため、長期的な服用はお身体への負担が多くなる場合もあります。
しかし、上記のような対応で改善しない方も少なくありません。その場合、考えられる原因と取り除くことがとても重要となります。PMSは女性ホルモンの変化やストレスなどが関わってくるとされていますが、それらは自律神経と密に関係しています。そして自律神経は、筋膜の硬さやよじれ・姿勢の歪みとの関連性が非常に強いため、「筋膜の硬さや筋膜のよじれによる姿勢の歪み」の可能性があります。この筋膜の硬さや筋膜のよじれによる姿勢の歪みは、運動やストレッチだけでは改善が難しく、服薬での変化はほとんど望めないものとなっています。