理学療法士の健康相談室

首コリは治らない?首の違和感の原因と緩和するためのポイント

首コリは治らない?首の違和感の原因と緩和するためのポイント

首コリは治らないの?と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。首コリとは、首や肩の筋肉が硬くなり、痛みや不快感を生じることを指します。首コリを生じた場合は、原因となっている生活習慣の見直しや、ストレッチなどを用いて身体のケアを早期に行うことが重要となります。 今回は、首コリによる不快感が治らないことで悩んでいる方や、原因や治療法、対処法について知りたい方に向けてポイントを解説します。治らない首コリで悩んでいる方は、この記事をぜひチェックしてみてください。

最終更新日: 2025.12.16

この記事は約3分で読み終わります。

首コリは治らない?

首コリを生じた場合は対処方法によって治ることがあります。

「治らない」と感じている場合、マッサージなどで一時的にほぐしても、首コリを引き起こしている根本的な原因(例:長時間のデスクワーク、スマートフォンの見すぎなど)が解決されていない可能性があります。

しかし、ご自身の首コリの原因を特定し、それに合わせた適切な対処を継続することで、症状の改善は十分期待できます。まずは、どのような原因が潜んでいるのかを知ることが大切です。

日常生活における首コリの原因と対処法

肩の可動域を確認する整体師

日常生活における首コリの原因と対処法について解説します。首コリの原因は大きく分けて2つあります。

一つはスポーツや事故などの影響によって受けた衝撃が原因の場合で、もう一つは日々の生活習慣の影響や運動不足、加齢、ストレスなどによって引き起こされるケースです。

以下に詳細について解説しますので、原因と対処法がわからない方はしっかりと確認し、ご紹介する対処法を試してみてください。

デスクワークの時間やスマートフォンの閲覧時間が長い

デスクワークやスマートフォンの使用時など、長時間の同一姿勢によって頚部周囲の筋肉が硬くなり、血行不良や神経の圧迫を引き起こす危険性があります。対処法としては、30分~1時間間隔で体を動かすことで筋肉の硬化前に血行を改善し、マッサージやストレッチを行いながら首や肩、肩甲骨周囲を温めるようにしましょう。

目が疲れている

老眼や視力低下、乾燥、アレルギーなどによって眼精疲労を生じ、これによって頭部や頚部周囲の筋肉が硬くなる可能性があります。対処法としてはツボ押しや目を休めること、目薬の使用などにより疲労を回復すること、視力低下の影響がある場合にはコンタクトや眼鏡の使用を検討しましょう。

枕の高さが合っていない

枕の高さが合っていないと、顎や頚部周囲の筋肉が硬くなる可能性があり、血行不良を生じることで違和感が出現する場合があります。対処法としては自分に合った枕を使用することが重要で、商品を購入する際には実際に試し、枕の高さや硬さ、寝返りのしやすさ、首から肩がリラックスできているかなどをセルフチェックしましょう。枕の選び方がわからない方は、専門店や専門家に相談するようにしてください。

運動をする機会が少ない

運動をする機会がない場合も首を支持する筋力が低下し、血行不良を招くことで首コリや肩のコリを生じる可能性があります。対処法としては、日常生活にストレッチや筋トレ、マッサージなどの運動療法やセルフケアを取り入れ、筋肉量や血行を低下させないように注意しましょう。

身体が冷えている

身体が冷えると産熱作用を得るために筋肉に無理な力が入り、血行不良を生じることで筋肉の過緊張を招く場合があります。対処法としては、エアコンや扇風機などの冷風や、首元の開いた衣類、冷たい飲料などには注意しましょう。保温性の高い衣類の着用や湯船に浸かって温めること、ストレッチや筋トレ、有酸素運動などの軽めの運動を行うことなどを意識しましょう。

日常生活でストレスを感じる

仕事や家庭環境、学校生活などの日常生活内でストレスを感じているケースでは、自律神経系やホルモンバランスの崩れを生じ、筋肉の過緊張や血行不良を引き起こす危険性があります。対処法としては、リラックスできる趣味やストレス発散方法を見つけることや、質の高い睡眠をとること、ストレッチや有酸素運動などを試すことでストレス解消効果が期待できます。

首コリを緩和するポイント

施術中の整体師と患者

首周りの違和感をケアするには、根本的な原因を対処することが必要不可欠です。首から肩にかけての違和感が長期的に継続している場合や、痛みが強いケースでは頚部や神経系の疾患を患っている可能性があるため、早期に専門家に相談することをおすすめします。

症状によっては、薬物療法や手術などの医療機関での治療が必要になるケースもありますが、精密検査で異常がない場合や慢性化した首周りの違和感などの場合は、整体院に通うことで過緊張状態の筋肉をほぐされ、心身がリラックス状態になります。以下にポイントについて解説しますのでぜひチェックしてみてください。

ストレッチを行う

起床後や仕事の合間、入浴後のタイミングに首から肩、背骨の後ろ側にある背筋に対してストレッチを行い、筋肉の柔軟性や血行を改善することをおすすめします。ストレッチを行い過ぎると筋肉に炎症を生じる危険性があるため、一つの筋肉に対し20秒間のストレッチを3セット程度行いましょう。症状によっては首の負担となる危険性があるため、専門家の指導を受けてから行うようにしてください。

痛みが強い場合は市販薬の使用も検討する

痛みの症状が誘発されているケースでは安静にし、内服薬や塗り薬、湿布などの鎮痛薬を使用して痛みを和らげることも検討しましょう。あくまでも一時的な効果であることを認識し、使用前には用法用量についてしっかりと確認するようにしてください。

治らない首コリで悩んでいる方へ

施術中の整体師

今回は、首コリによる痛みや不快感が治らないことで悩んでいる方や、原因や治療法、対処法について知りたい方に向けてポイントを解説しました。首コリは首や肩の筋肉が硬くなり、痛みや不快感などの症状が生じた状態を指し、原因となっている生活習慣の改善や、身体のケアを早期に行うことが大切となります。 

首コリの原因としては、生活習慣の影響や運動不足、加齢、ストレスなどによって引き起こされる可能性があり、対処法としてはストレッチや筋トレ、有酸素運動などの身体のケアや、痛みのある場合は鎮痛薬の服用による痛みの管理法を試してみてください。さまざまな対処法を試しても不調や違和感が改善しないケースでは、整体院で過緊張状態の筋肉をほぐしてリラックス効果を得てみてください。ご自身に合ったセルフケアについてアドバイスを受けられる可能性もあります。 治らない首コリで悩んでいる方や、原因と対処法がわからずに悩んでいる方は、ぜひ整体院にご相談ください。

監修

髙見 友

M&メディカルリハ
株式会社
執行役員

髙見 友
(たかみ ゆう)

保有資格

  • 理学療法士
  • 日本理学療法士協会会員
  • Certified Fascial Manipulation® Specialist (CFMS)
  • ドイツ徒手医学認定セラピスト 2016年取得
  • 認定理学療法士 運動器領域 2019年取得

経歴

2008年
千葉・柏リハビリテーション学院卒業
2008年
いちはら病院勤務
2018年
あかおぎ整形外科クリニック勤務
2019年
M&メディカルリハ株式会社 執行役員就任
店舗を探す