整体後は過ごし方に注意!施術後の不調の原因や対処法を解説

整体に行った後の過ごし方には注意が必要です。整体院が示す内容を守ることで、整体をより効果的に活用することができます。場合によっては、施術後に一時的な身体の不調が起きることもあるため、注意事項を理解し、無理ない過ごし方を心がけましょう。今回は、整体で施術を受けた後の過ごし方や気を付けるべき事項を紹介します。不調が起きたときの対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。


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整体後の過ごし方に決まりはある?

整体で施術を受けると筋肉のこわばりがほぐれ、身体のバランスが整い、すっきりします。身体が軽くなり、施術の後は好きに過ごしたいと考える方も多いかもしれません。

しかし、整体後の過ごし方には決まりがあります。まずは、なぜ整体後の過ごし方に注意が必要なのかを理解していきましょう。

施術後は整体師の指導にしたがって過ごす

整体で施術を受けた後は、整体師の指導にしたがって過ごしましょう。注意事項については、施術を受ける前に整体師から説明があるので、疑問があればその場で質問して、納得した上で施術を受けてください。

整体を受けた後の過ごし方に注意が必要なのは、一時的な不調が起きる可能性があるためです。

施術後の身体に起こる反応は、大きく次の2種類に分けられます。

・好転反応
・揉み返し

同じ不調でも、好転反応と揉み返しは性質が違います。症状や発生のメカニズムが異なるため、それぞれの違いを理解することが大切です。

<好転反応によって起こる身体の不調>

・倦怠感
・ほてりや発熱
・眠気
・頭痛
・腹痛
・吐き気

<揉み返しによって起こる身体の不調>

・施術を受けた部位の痛み・内出血
・筋肉のこわばり
・頭痛
・吐き気
・熱感・発熱
・不眠

整体後に不調が起こる原因

整体後の不調のうち、好転反応は施術によって身体が調整される過程で起こるとされています。施術を受けると筋肉のこわばりがほぐれ、滞っていた血液・リンパが流れ始めます。その際に蓄積されていた老廃物や不要な物質が排出され、一時的に倦怠感や頭痛などの症状が出るわけです。

好転反応は一時的なものであるため、症状が出ても必要以上に心配する必要はありません。ほとんどの場合、決まりを守って安静に過ごせば2~3日で回復します。

一方、揉み返しは施術によって筋線維や筋膜が損傷し、炎症が生じた状態です。揉み返しは、次にあげられる原因で引き起こされます。

・施術による筋肉への圧や刺激が強過ぎた
・筋肉が過剰に凝り固まり、柔軟性が失われた状態で施術を受けた
・筋肉に老廃物が溜り過ぎていた

場合によっては、あえて炎症を引き起こす施術をしていることもあるので、施術者の話をよく聞いておくようにしましょう。

整体後の過ごし方の注意点

ここからは、一般的に推奨されている整体後の過ごし方を説明します。

具体的な注意事項は、次の通りです。

1.施術直後の入浴は控える
2.激しい運動は控える
3.十分に水分補給する
4.飲酒を控える
5.睡眠時間を長めに取る

過ごし方の指導内容は整体院によって異なるため、施術を受ける前に確認しましょう。

注意点1.施術直後の入浴は控える

整体で施術を受けたら、なるべく入浴を控えましょう。入浴で身体を温めると血行が促進され、反応が出やすくなります。特に、施術直後に入浴は避ける方が良いでしょう。施術によっても血行が促されているため、筋線維や筋膜に炎症が起こりやすいのです。

施術中に汗をかいていてどうしても入浴したい場合は、数時間置いてから入浴しましょう。湯船につかるのではなく、シャワーで軽めに済ますのが不調を防ぐポイントです。

注意点2.激しい運動は控える

施術後は筋肉や関節に負担がかかっている状態であるため、激しい運動を控えることが大切です。施術で身体が軽く感じても、激しい運動すると骨格や筋膜の調整が妨げられる可能性があるため、注意が必要です。

また、施術後に激しく運動すると血行が過剰に促進され、身体に余計な負担がかかります。運動すると交感神経が活性化し、回復を促す副交感神経が抑制されるため、施術後は安静に過ごして早めの回復を目指しましょう。

注意点3.十分に水分補給する

整体の施術後は、しっかり水分を摂りましょう。施術によって副交感神経が活性化すると老廃物の排出が促進されるため、体外へスムーズに排出するためにも、十分な水分補給が大切です。

実際に、施術を受けると多くの方は喉の乾きを感じます。施術による疲労回復を早める効果も期待できるため、しっかり水分補給することを心がけましょう。

注意点4.飲酒を控える

水分補給は必要でも、整体後はお酒を飲むのを控える必要があります。アルコールの作用で交感神経が高まり、整体による回復が抑制される可能性があるからです。血行を促進する働きもあり、整体後にお酒を飲むとだるさや炎症が出やすいため、注意しましょう。

注意点5.睡眠時間を長めに取る

整体の施術後は、普段よりも長めに睡眠を取りましょう。睡眠中は細胞の修復を促す「成長ホルモン」が分泌されるため、身体の回復をサポートする効果が期待できます。

日中に施術を受けたら、30分程度の昼寝をするのもおすすめです。施術後は身体が疲れているため、十分に休養を取り回復を早めてください。

整体後に不調が起きたときの対処法

注意事項を守って過ごしても、だるさや身体の痛みが引き起こされる可能性があります。

整体後に不調が出たときは、次の方法で対処してください。

1.痛む部位を冷やす
2.安静にする

それぞれを詳しく解説します。

対処法1.痛む部位を冷やす

施術を受けた部位に痛みが出た場合は、冷やすことが大切です。冷却することで、筋肉の損傷や炎症が軽減されます。また、痛む部位を冷やすとダメージを受けた筋繊維の修復を助ける効果も期待できるため、濡れタオルや保冷剤をあてて冷却しましょう。

しかし、痛む部位を冷やし過ぎるのは危険です。長時間の冷却や保冷剤を直接肌にあてていると、低温火傷の危険があります。保冷剤はタオルに巻いて使い、10~15分ほど冷やしたらいったん外すことを繰り返して、様子をみながら冷却してください。

対処法2.安静にする

施術後に頭痛や発熱、吐き気などの不調が起きたときはすぐに横になり、安静な状態を保ちましょう。無理をして動くとダメージを受けた筋繊維の修復が遅れ、不調が長引く可能性があります。

ストレッチに関しては、軽いものでも控えた方が安心です。運動によって血行が促進すると炎症が悪化し、痛みが強くなる可能性があるため、身体を休ませることを心がけましょう。

整体後の不調を防ぐポイント

整体後の不調を予防するには、施術前にしっかり水分補給しておくのがポイントです。あらかじめ十分な水分を摂っておけば筋肉に水分が供給され、痛みを引き起こす原因となる老廃物や不要な物質の排出が進みます。身体への負担が減らせるため、整体に行く前に水を飲んでおきましょう。

整体は継続して通うことが推奨されますので、施術後に不調が出た場合は、整体師と情報共有をしながら進めていくのが良いでしょう。

揉み返しによる不調は、施術を受ける際の圧や刺激によって引き起こされます。整体師に相談して、次回施術を受ける際に圧を調整してもらえば、身体への負担を軽くできます。身体の状況にあわせて施術計画を変更してもらうこともできるので、まずは相談してください。

施術に対する不安が強いと、無意識に身体に力が入り、揉み返しの反応が強くなりがちです。整体師と良好な関係を築ければ施術に対する不安が減り、リラックスして施術を受けられます。積極的にコミュニケーションをとり、前向きに整体に通いましょう。

まとめ

整体の施術を受けると、運動した後のように疲れることもあるため、施術後に無理をするのは禁物です。注意を怠ると施術による調整効果が薄れるので、水分をたっぷり摂ってゆったり過ごしましょう。過ごし方に気を付けることで、施術後の一時的な不調を軽減することができます。整体院の指導に従い、早めの回復を目指しましょう。